インド・飛翔する経済大国:トップバナー画像
21世紀に世界経済を席巻すると言われるBRICs(ブリックス)4ヶ国。その中でも、世界第3位の経済力を誇るようになると見られるインドは、かつて滅亡を経験し、英国の長い支配の中で苦しみ続け、独立達成後も流血に苦しみ続けた国であった。そんなインドが、いかにして現在のIT大国としての地位を築き、21世紀への輝かしい未来への道を開いたか。独立の志士たちの苦しみと栄光、そしてインドの将来について、書いた。
インド・飛翔する経済大国>ホームへ戻る

本文見出しの文頭スポンサードリンク

本文見出しの文頭03. インド・大英帝国の覇権

すでに歴史となってしまった一時期のことを語るとき、その時期を「現代」とする人々の「感覚」を伝えることは難しい。無論、そういっている本人とて、その「感覚」を共有できているわけでない。

いま、われわれにとっての「世界一の強国」であるアメリカ合衆国。2003年にイラクに侵攻し、その世界第6位とも言われる陸軍力を誇った国家を一ヶ月足らずで崩壊させたその技術力・軍事力・経済力に、世界は震撼した。

19世紀のイギリスの世界帝国としての印象は、あるいはその「アメリカ」の「無敵」さに近似値を求められるかもしれない。

かつてのイギリスは、地球上すべての産業・経済・軍事力を集めた世界国家としての「National Prestage(国家的威信)」を誇っていた。

インドをも含めたイギリス領

世界がグローバル化し狭くなった現代とくらべ、その直接・間接的な領土を含めた「大英帝国」の威光は、あるいは中国の隋王朝、最盛期のローマ帝国をも超えていたであろう。


中国市場における麻薬売買をも含む利権独占を狙って英国が起こした阿片戦争(英国ではアロー戦争と呼称)は、日本においても先覚的な大名・幕閣・思想家に影響をあたえ、やがて訪れるペリー来寇によって巻き起こる攘夷運動の下地を生み出した。

結果として、19世紀の日本は攘夷運動(いまでいう原理主義運動といってもいいかもしれない)を利用した革命と擬似近代的国家建設による、植民地化の回避に成功する。


18~19世紀におけるムガール帝国=インドは、どうであったか。

大航海時代の始まりによって欧州各国よりの干渉・植民地支配を受け始めたインドにとどめをさしたのが、大英帝国であった。

現代的な感覚で言う国家といっていい英国東インド会社による侵略政策により、経済は破壊され、政治的には分裂に分裂をかさね、18世紀におけるフランス・英国による覇権戦争によって民力は疲弊を重ねた。

地方勢力の争いに目をつけて、一方に金を貸す。見返りに土地を租借する。そして産業革命によってありあまっていた英国製品を流通させ、荒稼ぎをしつつ、経済的に痛めつける。また金を貸し、その見返りにさらに土地を得る。土地では徴税をはじめ、行政権を行使する。

同時に、蓄えた経済力によって傭兵をやとい、軍事的に圧迫を加え、ときに戦争にうったえる。
やがて相手の軍事力が弱まったところで、さらに無茶な要求を押し通す・・・。

会社というよりも、植民地国家としての東インド会社の侵略に対し、近代産業をまったく持たないインド亜大陸の諸民族は、なすすべも無かった。

その繰り返しによって、ムガール帝国は分裂し、インドの各地方勢力は混乱したままその力を失っていった。

それでも反英各派は、名目上はいまだに皇帝を名乗っていた旧ムガール帝国皇位の最後の後継者バハードゥル・シャー2世を担ぎ上げ、第一次インド独立戦争を起こした。

1857年のことである。

翌年には鎮圧されたこの反乱によって、ラストエンペラー・最後の皇帝バハードゥル・シャー2世は廃位され流罪、実質的には一地方勢力にまで落ちぶれていたムガール帝国は名目上も完全に滅亡する。

そして1877年。

英国ビクトリア女王が、インド皇帝として戴冠する。ここに、インドは一度、滅亡したといっていいだろう。

しかし、それは、インドの人々が独立・自治をあきらめたわけではなかった。

英国式の教育を受けるなかで、インド人として産業・軍事のエリート層が、大英帝国の中のインドという枠組みのなかで生まれつつあり、これらの人々は、やがてインド独立運動の中核となっていく。

また、話が前後するが、英国式ビジネススタイルを、大英帝国の被支配者になることによって経験したことは、今日、ある程度のプラスの意味を持って受け止められている。

すくなくとも、西洋的な契約の概念を知っているという意味での安心感があるといっていいらしい。

これは、たとえば返還時の香港が、その土地は阿片戦争という悪しき侵略行為によって英国領となったにもかかわらず、かえって中国への復帰を渋ったという皮肉にも通じている。

ともかく。

インド=ムガール帝国は滅亡し、大英帝国の一部となった。

そんなインドの人々を再び奮い立たせるきっかけとなったのは、皮肉にも大英帝国の同盟国たる日本が戦った、日露戦争だった。



提灯-キラメック
提灯のことなら何でもお気軽にご相談ください。

名入れうちわ
名入れうちわのご注文は安心価格と精巧仕上げの弊社まで。

オリジナルTシャツはKILAMEK
色鮮やかなオリジナルTシャツを短納期で製作。

横断幕 工場
横断幕のことなら何でもお気軽にご相談ください。

ステッカーならステッカー工場
高品質でも格安、迅速ににオリジナルのステッカーをお作り致します。

おでこしわ おでこしわ インナーマッスル インナーマッスル



コンテンツのボトム