21世紀に世界経済を席巻すると言われるBRICs(ブリックス)4ヶ国。その中でも、世界第3位の経済力を誇るようになると見られるインドは、かつて滅亡を経験し、英国の長い支配の中で苦しみ続け、独立達成後も流血に苦しみ続けた国であった。そんなインドが、いかにして現在のIT大国としての地位を築き、21世紀への輝かしい未来への道を開いたか。独立の志士たちの苦しみと栄光、そしてインドの将来について、書いた。
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18. 仮の終わりに代えて・インドの将来
インドという、大航海時代の功罪のうちの「罪」によって苦しみ続けた国が、苦しみの果てに望ましい発展への向かうその筋道を追ってきた。
もちろん、カースト制度やくすぶり続ける隣国との関係など、なにもかもが明るい材料によって彩られているわけではない。
それでも、もはやその独立を脅かすほどの脅威はなく、その旧習を打破するだけの新しい価値観と世代が生まれつつある。
かつては「ゼロ」の概念を発見し、また釈迦を生んだ国の人々が、賢明な決断をし続けることを願ってやまない。
植民地時代のあれこれや、独立後の紛争などについては、もちろん省いたことも多い。
個々の革命の英雄については、それぞれに独立したサイトを作ったとしても足りないほどの業績があり、略伝風に記したことを諒とされたい。
なによりその芸術・文化については割愛した。
しかし、インドの宗教芸術やその人文的な伝統や文化が、つねにわれわれ日本人を魅了してきた歴史があり、これについても稿をあらためて書いていきたい。
また、筆者は食べることが好きであるが、いまだインドのそれには親しみがなく、これについても今後調べていきたいと思っている。
また、新興財閥の躍進や外国資本の参入によって、日本の高度成長期をも凌駕するであろう伸びを見せているインド経済のよい詳細な状況、とくにそのインド株への投資状況など、やがて第二部として記して行きたい。
今は、ただお付き合いくださった読者の方に、感謝を!
2006年2月某日
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